窓の語源と日本の窓は遅れている?①
今年の冬は暖かいと言われ、スキー場ではなかなか雪も積もらないとか
ですが、そうはいっても冬であることに変わりはなく寒いものは寒いですね
この冬はまだ美濃加茂市では雪は降っていませんが、今朝車に乗った時の外気温は「0度」でした
ここ数年で「省エネ住宅」であるとか「高気密・高断熱住宅」という言葉が
皆さんの耳にもなじんできたかと思いますが、それにしても日本の住宅は
先進国と比較すると寒い家が多いです
日本も先進国といわれて長いのに本当に不思議ですね
今日は少し「窓」について触れたいと思います。
皆さんは家についている窓、どんな風に認識していますか?
日本ではこの「窓」を
柱の「間(ま)」の「戸(ど)」=まど
というように古くから認識されてきました
ほぼ全員の皆さんがご存知かと思いますが、
「窓」を英語でなんというか知っていますか?(笑)
当たり前に返ってくる質問をしてしまいましたが、
答えは「Window」ですね。
欧米諸国では石造りの建物が発展してきました。
対する日本は木造で夏の湿気を逃すために柱と柱の間を広く取った家が当たり前でした
こうした家づくりの背景からこの「窓」の認識は変わってきたようです
欧米では
Wind(風)+ow(穴)=Window
つまり「風を通す穴」というのが語源なのだそうです。
石造りの家は閉じられた空間が基本ですので、冬は暖房を使って空間全体を暖めます
日本は開かれた空間が基本の家づくりでしたから、いろりなど「火に当たる」という暖の取り方が主流でした
しかしこれが健康に悪影響を与えます
日本ならではの暖房器具といえば「こたつ」がありますが、
これは、足は温かいけど、上半身は外に出ています
温かいと血管が開いて血圧が下がりますが、冷たいと血管が収縮して血圧が上がります
日本人の暖の取り方は体に邸勝篤人高血圧が併存させるような暖房方法です
これを聞いただけでも、身体によくないというのは想像がつくと思います
寒暖差が大きいと、伸縮を繰り返すことで血管が傷みやすく、血管が老化してくると
脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系の疾患の危険性が高くなります
健康的に暮らすには暖房を効果的に使用できることが必要であるのはわかるとして、
どうすればよいのでしょうか?
以下にその例を挙げます
①断熱性能を高める
②気密性能を高める
そして今回のテーマでもある
③窓の性能を上げる
ことです
熱が室内から逃げるのも入ってくるのもその大部分を占めるのは「窓」になります
当社が採用しているYKKからの資料になりますが、
【冬に熱が外に逃げていく割合】
屋根 5%
床 9%
換気 15%
外壁 19%
そして
窓はなんと!
52%もの熱が逃げていくのです
こうなるとただの「穴」ですね!
それではみなさんに質問です
「バケツに水を汲んだ時にバケツに穴が開いていたとします。その時あなたはどうしますか?
今回は長くなってしまったのでまた来週その答え合わせをしたいと思います
今の時期が当社のsmilasのいえの本領を発揮する季節です
ぜひ、「本物の」高気密・高断熱住宅にご興味のある方は
お気軽にお問い合わせください
きっと、、、
いえ、必ずお客様のご期待以上のものを提供させていただく自信が私たちにはあります
株式会社匠建
住所:岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺1357-3
TEL:0574-27-3218