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それ、暖房ではありません!日本の家は暖房できない

一気に寒くなってみなさんの家でも
「暖房器具」を使用していると思います

先日夕方のニュース番組を見ていた時に
アナウンサーさんが

『寒くなってきましたね!
〇〇さんのお家、暖房していますか?』

『昨日、こたつを出しました!』

というアナウンサーさんの会話を耳にしました

日本語を正しく扱っているはずのアナウンサーさん

こたつは、
「暖房」ではありませんよー!

こたつは「採暖」です

アナウンサーさんでもこの違いを知らないので
「暖房」と「採暖」の違いというものは
知られていないのだなと改めて思いました

「暖房」と「採暖」

暖房(だんぼう)と
採暖(さいだん)では
「暖房」という言葉の方が聞き慣れた
言葉だと思います

私もこのお仕事をするようになって
採暖という言葉を知ったし
「暖房」と「採暖」の違いについてなんて
考えたこともありませんでした

「採暖」とは

「採暖」聞き慣れない言葉ですよね

「採暖」という言葉についての
検索結果です↓↓

「暖をとる」の意味用いられることのある表現家屋建築分野では「暖房」と対比され、こたつやストーブのような熱源利用して局所的に暖まることを指す場合が多い。

参照元:実用日本語表現辞典

ほとんどの方は”器具”を使用して温めることを
「暖房」だと思っているのではないでしょうか?

それは違います!

この日本語辞典にも書かれているように
”局所的に暖まる”ことを指しています

実際に日本のほとんどの家では
「暖房」ではなく「採暖」で
寒い冬を過ごしているのです

あなたのお家は
「暖房」ですか?
「採暖」ですか?

これ全て「採暖」です

夏に家の中を涼しくするためには
「エアコン」で冷房するしか
部屋の中を涼しくする方法はありません

しかし
暖をとるためにはいろいろな方法がありますよね

  • こたつ
  • 床暖房
  • ストーブ
  • ホットカーペット
  • カイロ
  • 湯たんぽ
  • オイルヒーター

⇧これ全て
「採暖」です

暖房ではありません!

「採暖」と「暖房」の違い

「採暖」

こたつやストーブなどで人がいる場所だけ
「暖」を「採る」のが「採暖」です

「採暖」では暖かい気がしますが
その場から離れたら寒さを感じます

先ほど挙げた暖房器具(採暖器具)は
全てそうですよね

こたつは入っていない背中は冷たいし
こたつから出たら寒いですよね

床暖房も床に接していないと暖かくありません

ストーブも就寝時などは一酸化炭素中毒や火事の
危険があるのでつけっぱなしにはできません

リビングの1部屋だけを暖めて
廊下やお風呂、寝室などが寒い
というものは「採暖」にあたります

日本の家のほとんどが「採暖」であるのが現実です

「暖房」

「暖房」とは
家全体を暖めることを指します

「採暖」とは違って
人が居ない部屋でも暖房し続けるのが
正しい「暖房」です

_____________________________

あなたの家は「暖房」できていますか?

しっかり暖房できているという家は
今の日本の中でも1割もないはず…

これって古い家だからとかではなく
今現在、新築で建てられている家でも
「暖房」できていない家がほとんどです

「採暖」が続けられている理由

先ほど挙げた「暖房」の定義として

人のいない部屋でも
「暖房」し続ける

と書きましたが、これを読んで多くの方が

え、人が居ない部屋を暖めるなんて
もったいない!

暖房費いくらになっちゃうの?
もったいない!

と、思ったのではないでしょうか?

そう、

MOTTAINAI

「もったいない」ですよね

日本の家が「採暖」を続けているのは

採暖の方が暖房費を抑えられるから
という理由が一つです

・寒くても多少我慢すればいい
・たくさん着ればいい

日本人の多くの方が寒さなど
「我慢」をすることが当たり前

必要以上に家の中を暖かくするなんて
「贅沢」だと考える方がとても多いです

しかし、もっと大きな理由は
日本の家は
高気密高断熱ではないから
ということが最も大きな理由です

世界から遅れている日本の「家」

日本は車産業など世界トップレベルの技術を誇っています

しかし「家」に関しては世界からとても
遅れをとっているのです

世界、特にヨーロッパなどの先進国では
家はしっかり「暖房」しています

これが当たり前で
法律でも定められているのです

寒い家は危険で命に関わることだから
法律で定められているんですよね

ヨーロッパなどの家は
高気密高断熱住宅だからしっかりと
家中暖かく「暖房」ができるのです

しかし、日本ではまだまだ
寒い家が当たり前のまま変わりません

やっと最近断熱等級についての基準が定められました

しかし「高気密」に関しては
なんの規定もないですよね

いくら断熱等級を高くしても
「暖房」できる家にはなりません

きっと「採暖」での暮らし方になるはずです

「採暖」で暮らす家にはどんなリスクがあるのか
どうして新築なのに寒くなるのか

詳しくはこちら↓
(一番よく読まれているブログです)

家の寿命も短くなる

家の中に温度差があるのは
ヒートショックなど人の命に関わってきます

そして、その温度差は
家の寿命にも関わってくるのです

温度差は「結露」が発生します

寒い家は必ず「結露」します

結露は窓だけに発生するものではありません

窓が結露する家は壁の中も結露してしまう
可能性がとても高いです

家の中の温度差があると
結露は寒い部屋で発生します

家の中の北側の部屋が寒かったり
カビっぽくなったり…

そして
家を建てて数年で家の裏側(北側)が
こうなってしまう可能性も…

家の中に温度差があって寒い家は
家の劣化も早くなってしまう可能性が高いのです

採暖で使う物って…

採暖は暖房費を抑えられて
暖房よりも「お得」な気がしますよね

しかし、実際そうでしょうか?

採暖で使うもの

  • こたつ
  • 床暖房
  • ストーブ
  • ホットカーペット
  • カイロ
  • 湯たんぽ
  • オイルヒーター

暖房器具(採暖器具)だけでなく

  • 冬用パジャマ
  • 冬用の布団

これも含めてこれって全部
冬にしか使わない物

ですよね!

だから
季節ごとに出し入れしないといけません

そして
これらを収納しておくスペースも必要です

そしてそれが多くの方が悩んでいる
「冷え性」の原因
でもあるのです

詳しくはこちら↓

「採暖」での暖の採り方は
人の寿命にも関わるし
家の寿命にも関わる問題なのです

最強の暖房器具

最強の暖房器具は
エアコンです!

エアコンは冷房もできます

エアコン1台で
暑い季節も寒い季節も
快適に過ごせちゃいます

こんなに優秀な家電はないのではないでしょうか?

なぜエアコンをオススメするのか
理由はこちらに詳しく書いています
↓↓↓

エアコンだけで家中「暖房」できるのか?

できます!

エアコンだけで家中「暖房」することは可能です!

しかも
一番小さな6畳用のエアコンで!

でもこれって絶対に
「家の性能」が必須

どんな家でもできるわけではありません

そして
暖房できていてもお金がすごくかかって
しまっては現実的ではありません

寒くなってきた今の季節だから
「暖房」できている家かそうでない家か
一瞬でわかります!

「寒い場所があるかどうか」
「どれだけどんな暖房器具を使っているか」

これだけを見て、温度を感じればいいだけなので☺️

それだけで「家の違い」がよくわかります

この寒い季節にいろんな家をたくさん見学してください!

弊社のモデルハウスは24時間ずっと
「暖房」しています

5人家族で暮らしている家なので
実際にかかった電気料金もお教えできます!

気になる方は見学の際に聞いてくださいね☺️

ご予約お待ちしております

___________________________

スマイラス匠建(しょうけん)
住所:岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺1357-3
TEL:0574-28-2286
広報:有本

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