上棟の1日 ~ご家族と一緒に迎えた特別な時間~

こんにちは!
スマイラス匠建です。
先日、関市にて
平屋のお住まいの上棟を
執り行いました。
今回は、
その1日の様子を振り返りながら
ご紹介したいと思います。
上棟日の変更と天候の判断
当初の上棟予定日は20日でした。
しかし、
天気予報では雨マークが続き
私たちも何度も天気予報を確認しながら
検討を重ねました。
木造住宅は「木」を構造材として使用するため、
雨に濡れてしまうとその後の施工や住まいの
耐久性に影響を与える可能性があります。
もちろん、
防水処理や乾燥の対策は可能ですが、
やはり大切なお施主様のお家。
できる限り
“雨に濡らさないこと”が最善です。
そのため、
お施主様と相談し、思い切って
上棟日を23日に変更しました。
結果として20日は
予報通りしっかりと雨☔️
変更して本当によかったと
心から思えた瞬間でした。

↑20日に投稿したインスタグラムのストーリー
晴天に恵まれた上棟当日
迎えた23日は、
まさに上棟日和のお天気!

風もなくとても穏やかな日✨
朝から大工たちが現場に集まり、
基礎の上に土台を確認しながら、
柱や梁を組み上げていきます。

お施主様ご家族も朝から現場に足を
運んでくださり、一日を通して
上棟の様子を見守ってくださいました。
平面図で見ていたお住まいも、
柱が立ち、梁が組まれ、
どんどん立体的に姿を現していきます。

お昼過ぎにはほぼ家の形は出来上がります。

「思っていたより大きく見えますね!」
とお施主様もおっしゃっていました
図面上の数字では想像がつかないスケール感も、
実際に形になってはじめて実感できますね!
タイムラプスでの記録
今回の上棟では、
特別にタイムラプスで一日の様子を撮影しました。
朝から夕方までの約8時間、
職人たちが力を合わせてお住まいを
組み上げていく様子を、30秒に凝縮しています。
柱一本、梁一本が組み合わさり、
一日で家の形になる工程は、
私たちにとっても何度見ても感動の瞬間です。
ご家族も一緒に見守る時間
この日はお施主様だけでなく、
ご両親やお祖父様、お祖母様も
駆けつけてくださいました。
ご家族そろって大切な節目を共有できるのも、
上棟という行事の魅力のひとつです。

特に印象的だったのは、お祖父様の表情。
実はお祖父様は、元大工さん。
組み上がっていく木材を見ながら
「今はこうやってやるんですね」と
興味津々に眺めていらっしゃいました。
時代が変わり、工具や施工方法も進化しています。
しかし、木を扱い、
家を組み上げていく本質は変わりません。
お祖父様にとっても懐かしく、
そして新しい発見のある一日に
なったのではないでしょうか。
感慨深い瞬間
お施主様はまだ20代。
お祖父様やお祖母様からすれば、
「まだまだ子供だと思っていた孫が、
もう自分の家を建てるのか」と、
感慨深いお気持ちだったと思います。
工事が進み、
完成したお住まいにご家族が集い、
笑顔あふれる日々を送られる。
その未来を思うと、私たちも胸が熱くなります。
上棟を終えて
上棟は、
家づくりにおいて大きな節目のひとつです。
基礎の上に柱が立ち、梁が組まれ、
屋根が形づくられていく一日。
図面や模型では伝わりきらない
“住まいの実感”を、
ご家族みなさまが共有できる時間です。
今回も、
お施主様ご家族の笑顔や会話から
「本当に楽しみにしてくださっているんだな」
という想いが伝わってきました。
私たちスマイラス匠建も、
そのお気持ちに応えられるよう、
これからも丁寧に施工を進めてまいります。
完成まで毎日楽しみですね!
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スマイラス匠建
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