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後悔しない「窓選び」【サッシの素材の選び方編】

こんにちは!有本です😊

今回は「窓」についてです🪟

家に「窓」は絶対に欠かせないもの!
どの家にも絶対にありますよね

その窓を「どんな窓にするのか」
暮らしは大きく変わります!

高気密高断熱住宅にとって窓選びは切っても切れない関係

『窓の選び方』を間違えてしまうと
絶対に高気密高断熱の家にはなりません!

先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業

参照元:経済産業省・環境省 窓リノベ事業公式HP

今年に入り政府が1000億円もの予算を投じて
「先進的窓リノベ」の補助金制度を実施しました!

今ある既存の建物の窓に内窓を付けるというものです

始まってすぐにびっくりするくらい応募が殺到し

窓メーカーもパンク寸前で納期が2〜3ヶ月待ちという状態になりました

予約と申請待ちで始まってすぐに1000億円の予算に
達してしまっているのではないか?という状況で今年分は
もう実質申請はストップ⛔️している状況です

弊社でも何件か工事をして申請をしました!

しかしこの<窓リノベ事業>に

窓リノベ事業
なぜこんなにも高額の予算を投じたのか
なぜこんなに応募がさっとうしたのか

ということです

それは
それだけ……

窓に問題のある家が多い
夏暑く冬寒い結露する家の窓

ということ

それが今回のこの事業で本当に浮き彫りになりました

「窓に問題がある家」というのは
住み心地としたら
「夏暑くて冬寒い」ということです

夏暑くて冬寒いという事は
必ず結露もします

冷暖房効率も悪くなり光熱費も高くなります

「夏暑くて冬寒い家」が
日本にはとても多いという事

今回申請をお願いしてきた方の中には
まだまだ築年数の浅い家の方もいらっしゃいました!

もちろん、弊社で建てた家ではありません!

「冬がとにかく寒くて仕方がないからどうにかなりませんか?」というお問い合わせでした

家を見せてもらったらやっぱり窓に大きな問題がありました

見た目などのおしゃれさでどこで建てるかを
決めてしまい「夏暑くて冬寒い」なんて思っても
みなかったとおっしゃっていました

しかし残念な事に
日本ではこういった家がとても多いのが現実です

どんな暮らし心地になるのかはその家の
「窓を見ればわかる」と言っても
過言ではありません!

それくらい
窓は暮らし心地に直結するものなのです!

ですのでこのブログを読んでいただくと
『窓で暮らしが変わる』という事がおわかりいただけると思います

高気密高断熱の家にするために
窓選びはかなり重要です!

窓選びの大事な「選択」

後悔しない窓選び
後悔しない家づくり
家づくりは選択の連続

窓を選ぶ時に大切な「選択」について!

家づくりは「選択」の連続です!
なにをどう選ぶかで大きく変わってきます

  • どこの建築会社を選ぶのか
  • どんな家にするのか
  • 何色にするのか

などなど家づくりは選択の連続

内装などのデザインや装飾は後からなんとでもなる事です

しかし、断熱・気密など家の性能に関して

どこの建築会社を選ぶのか

という選択がとても重要になってきます

家づくりには「選択」が欠かせません

家は大きな買い物です🏠

絶対に失敗したくない
後悔したくありません!

だからこの窓選びについての「選択」を知る事で
後悔しない家づくりのヒントになると思います!

【後悔】窓は後悔No.1

こんなアンケート結果があります

窓は後悔ナンバーワン!
後悔しない家づくりの窓選び

参照元:「YouTube不動産」調べ
YouTube不動産という所が2021年11月に
25歳~65歳の1〜10年以内に
戸建て注文住宅を建てた方を対象に
「後悔した「失敗した」と思ったところがあるか
インターネット調査でを行ったものです

なんと!窓については
後悔ランキング 1位 なんです!!

「窓の位置」と書かれていますがきっと位置だけの
問題ではないのではないかと察します

窓は壁に比べると断熱性能が低いです

窓は家の中で熱の出入りが一番大きい場所!

窓は壁に空いた 大きな穴 なのです

窓は壁に空いた大きな穴
夏暑く冬寒くなる窓
窓からの熱の流入と流出

だからどこにどんな窓を付けるかを失敗すると
夏暑く冬寒い家になってしまいます

夏暑く冬寒い家というのは暑い寒いの
ストレスだけではなく「命」に関わる問題です!

それだけ
窓選びはとても重要なのです!

暮らしが変わる【3つの選択】

窓を選ぶ時の3つのポイント💡

後悔しない窓選び
サッシ
ガラス
窓の形の選び方
暮らしが変わる窓選び

この3つを選ぶ時に”どれにするのか”という
「選択」で暮らしが大きく変わります

なぜそれを選ぶのか?
なぜそれにする必要があるのか?

という事をしっかりと考えないと後悔する事になる可能性が
とても高くなってしまいます

今回は①のサッシの素材について
深掘りしていきます!

サッシの素材選び

窓は主に
サッシ・ガラスから構成されています

サッシは素材に違いがあります

サッシの素材
アルミサッシ
樹脂サッシ
木製サッシ

アルミと樹脂の複合サッシもとても多く使われています

高気密高断熱の家にする為にはサッシの
選択としては『樹脂サッシ』を選択します

弊社で新築の家を建てるときは
樹脂サッシしか使いません!

樹脂サッシを使うという事にもしっかり理由があります

日本の樹脂サッシの普及率

日本の樹脂サッシの普及率はどうでしょうか?

参照元:樹脂サッシ工業会HPより

日本ではアルミサッシがとても多く使われています
続いて、アルミと樹脂の複合サッシが多いですね

樹脂サッシは 7% とかなり少ないです

木製サッシは金額が高い事もあり約1%とかなり少ないです

では
世界の他の国は
どうでしょう?

日本だけ全然違います💦

アルミサッシをこんなに使っている国はありません!

世界中を見ても日本だけです

アルミ樹脂複合サッシなんて製品自体
他の国には存在すらしていません

世界では樹脂サッシが当たり前に主流なのです

日本ではアルミサッシ文化がとても根強いのです

ではなぜ他の国ではアルミサッシは使わないのか?

それは日本が
家の性能に対する意識が低いから
なのです

住宅に関して日本は
世界からかなり遅れています

アルミと樹脂の違いについて解説します⏬

アルミと樹脂のメリットデメリット

樹脂サッシとアルミサッシ
メリット・デメリット
断熱性能の違い
結露

樹脂サッシとアルミサッシでは
こういったメリットデメリットがあり

正反対の素材といってもいいくらい
性能や特徴が違います!

断熱性能について

アルミと樹脂では熱伝導率が全然違います

樹脂サッシとアルミサッシ
断熱性能の違い
断熱性能ではアルミは不向きな素材

樹脂はアルミに比べて熱伝導率は1000分の1程度で熱伝導率がとても低いのです

アルミはそれだけ熱を通しやすい素材なのです

熱の伝わりやすいアルミは「断熱」という観点から
見るととても不向きな素材です

アルミと樹脂の熱伝導の差

アルミと樹脂の熱伝導率については
ヤカンで例えたらよくわかると思います!

昔からあるアルミのヤカンです
アルミと樹脂で構成されています

ヤカンに熱湯を入れた場合アルミの部分は熱くて
触れなくても持ち手の樹脂の部分は素手で持つ事が可能ですよね

逆に氷入りの冷たいお茶などを入れた場合
アルミの部分はすごく結露します

しかし持ち手の部分は結露しないし冷たさも伝わりません

それくらい
アルミと樹脂では熱伝導率が違うのです!

これが窓のサッシだとしたら外気温の
「暑い」や「寒い」が室内に伝わってしまいます

先ほども話しましたが
窓は熱の出入りがとても大きい場所です

その窓のサッシがこんなにも熱の伝わりやすいもの
だとしたら夏は暑い熱が中に入ってくるし
冬はせっかく暖房して温めた空気が外へ逃げてしまいます

この時に発生する温度差で窓やサッシに結露が発生します

窓の結露
アルミサッシ
アルミと樹脂の複合サッシ

だから熱の伝わりにくい樹脂サッシを選択することで
外気温が伝わりにくくなり冷暖房しても熱が逃げにくく
光熱費を抑える事ができるのです

複合サッシを使わない理由

複合サッシは外側にアルミを使用するので
いくら樹脂が熱を通しにくくても樹脂よりも
1000倍熱の伝わりやすいアルミと合わせる事で
どうしても外の熱が伝わってしまいます

なので複合サッシは
結露が発生しやすいという
デメリットがあります

樹脂に比べたらアルミと樹脂の複合サッシは
価格が低いのでコストを抑える為に複合サッシを
考えるかもしれません

建てるハウスメーカーや工務店が
アルミと樹脂の複合サッシを勧めてくるかもしれません
※複合サッシしか選択肢がない可能性大

しかし断熱性能の低い複合サッシだと冷暖房が
効きにくいので光熱費など長期的に考えたら
コストは高くなる可能性が高いです

複合サッシは結露しやすいのでカビやダニが
発生しやすいので掃除が大変だったり
シックハウスやアレルギーなど
健康被害が出るというリスクもあります

家は5年10年で買い替えるものではありません!

家を建てる時の初期費用のイニシャルコストの事
だけではなく毎日快適に暮らす為の光熱費などの
ランニングコスト事まで長期的に考える必要があります

樹脂サッシは劣化する?

樹脂サッシは
経年劣化でボロボロになってしまうのではないか?
と心配される方もいらっしゃると思います

それは
樹脂=プラスチック
という認識から心配されている事が多いです

この写真の様に⏬

外で使用している洗濯バサミやバケツなどが
もろくなっていつの間にかボロボロになって
しまっていたという経験があると思います

プラスチックと樹脂サッシ【素材の違い】

洗濯バサミやバケツなどはポリエチレンという
プラスチック素材からできています

ポリエチレンは紫外線に弱い素材なのです

樹脂サッシは
塩化ビニール樹脂という素材からできているので
洗濯バサミなどとは素材が違います

塩化ビニールは
紫外線にも強く耐久性に優れています

世界では60年
日本でも40年

樹脂サッシの劣化の実験が行われていて
耐久性が証明されています

日本ではまだまだアルミサッシや
アルミと樹脂の複合といった
世界標準から程遠い物が主流です

将来をしっかり見越した家づくりの為には
サッシの素材は「樹脂サッシ」
選択するようにしましょう

長くなってしまったので
ガラスと窓の形についてはまた
追加で配信していきます!

動画でわかりやすく解説

窓選びについて百年の家プロジェクトチームでの
ライブで弊社社長がわかりやすく解説しています!

こちらをごご覧ください⏬

動画で見るととてもわかりやすいです!

直接見るのが一番!

それって実際どんな窓なの?

“どこにどんな窓を使っているのか?”

というのは実際に見てみるのが一番です!

美濃加茂市のモデルハウスでご覧いただけます!

窓が変わると「暮らし方」も変わります!

スマイラスのいえの驚きの暮らし方に
ついてはこちらをご覧ください⏬

岐阜県美濃加茂市モデルハウス見学

▶︎スマイラスのいえの暮らしについて

ご予約お待ちしております😊

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株式会社匠建/スマイラス匠建

住所:岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺1357-3

TEL:0574-28-2286

広報 有本

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