Reviews&Blogs

日本の家の気密と断熱

日本家屋・古民家と高気密高断熱の家の違い

こんにちは!有本です😊

セミの声もしてきて夏本番が始まったなって感じます🍉

日本の季節感…

近年の日本の暑さや雨の降り方などは異常で変化してきていますね

“猛暑”“酷暑”などの暑さの表現も天気予報などで
毎日の様に耳にするようになりましたが「広辞苑」に
“猛暑”“酷暑”の言葉が追加されたのは2018年
まだまだ最近の事です

梅雨も変化してきました☔️
1日中しとしと雨が降る☔️ という日は少なくて
午前中晴れていたのに急にすごい雨が降ってきて
雷⚡️もなってまたあっという間に晴れてくる…
なんて日も多くなってきました

まるで南国のスコールの様な雨の降り方ですね

雨の降り方も異常で「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」
という言葉も最近よく耳にするようになりました

川が氾濫したり土石流が流れてきたりなどの災害も増えてきました

風情ある日本の四季とはどんどんかけ離れた季節感になってきている気がします

日本の家

日本の家の「日本家屋」や「古民家」と言われる家は
風情があり海外の方からもとても人気の建物です

日本らしくて素敵ですね✨

しかしこういった家に実際に“暮らす”となるとどうでしょう?

風が吹いたらガラスがガタガタしてすきま風が
ビュービュー入って来るのが想像できませんか?

断熱も気密もないので外とほぼ同じ環境になってしまい
夏暑くて冬寒くなるので暮らすにはかなり過酷な環境になります

この頃の家は夏をいかに涼しく暮らすかということを
重視して建てられています

その理由は

冬はこたつやストーブなどの暖房器具を使って
厚着をして着込めばなんとか乗り切れますが昔は
クーラーなんてない時代なので冬の寒さよりも
夏の暑さを乗り切る事の方が大変だったからです

だから家の通気性が重要だったんです!

通気性がいい家だから家の中に囲炉裏があっても
一酸化炭素中毒になることもなかったんです

今こういった家を建てる事はありませんよね

時代が進むにつれて建築基準法が設けられるようになり
日本の家もどんどん進化してきました

しかし日本の建築の「進化」にはバラツキがあり
中途半端に進化してしまっていて世界からかなり
遅れてしまっているのが現状なんです

中気密中断熱住宅

1950年に制定された建築基準法はいろいろな問題や
地震がある度に何度も改正されてきました

法的な基準ができたり断熱材や外壁材など使う資材なども
変わり日本の住宅も変化してきました

その中で建売住宅などの「ローコスト住宅」は
かなり急成長してきました

いかに安く家を建てられるか

という事が売りで
土地付きで安く家が手に入れられるようになりました

とにかくたくさん建てること!

これが利益を出すために重要でした

ここで量産されたのが
中気密中断熱住宅 です

日本ではこの文化がかなり根強いんです

断熱も気密もほとんどが壁の中の施工なので
家が建ってしまったらどんな施工がされているのか
もうわかりません

というか 家を購入する時に
壁の中事を気にする人なんてほぼいません

間取りやデザインの方が重要ではないでしょうか?

間取りやデザインが気に入って金額も手が届く金額だったら嬉しいですよね!

『新築なんだからいい家に決まってる✨』
誰もがそう思うと思います

しかし 実際に暮らしてみたら

・夏暑くて冬寒い
・窓の結露がすごい
・お風呂やトイレが寒すぎる
・光熱費が高い!
・夏は2階が特に暑くなる

など暮らしにくさが出てきます

この不快感の原因は全て…..
断熱と気密のせいなんです!

昔の家は通気性が良くて夏暑くて冬寒いですが
通気性の悪くなった夏暑くて冬寒い家だと
壁の中で大変な事が起きている可能性が高いのです

建売住宅が建ち並ぶ住宅街でこういった家をよく見かけます

断熱材に沿って汚れが出ているという事は壁の中で
長期間湿気がこもってしまっているという事が考えられます

日本のほとんどの住宅が木造住宅です

木は長期間湿気や水分を含んだ状態が続くと腐ってしまいます

壁の中はこんな悲惨な事になっているかもしれません↓
(さっきの家の壁の中ではありません)

カビもすごいですね🦠
木は腐食するともろくて弱くなってしまいます

木造住宅の木は大切な躯体です
それが弱くなってしまうと地震に弱い家になってしまいます

気密と断熱について

新しくできた家の省エネ法など
家の性能について調べていると

・ZEH(ゼッチ)
・HEAT20
・UA値
・断熱等級6・7

などの言葉をよく目にすると思います

なんだか難しそうだしこの基準をクリアしてたら
高性能な家に間違いない!と思うかもしれません💦

しかし…

これは全て断熱性能の事でしかありません!
高気密の事ではないのです!

高気密と高断熱って全く別物なので
高断熱だから高気密という事は絶対にありません!!

  • 高断熱→使うで決まる(設計段階で計算できる)
  • 高気密→施工の技術で決まる(建ててから実測しないとわからない)

高気密の家にするには職人さんの
技術が必ず必要なんです!

この職人さんというのは大工さんだけじゃなく
電気屋さん・水道屋さん・設計・現場監督
など携わる職人さん達の知識と技術が必要です

技術だけじゃなくコスト(お金)も手間もかかります

だから気密についてはコストや手間や職人さんたちの
技術のバラつきなどを考慮して特に大手などでは
やらないところが多いんです

安く・工期を短くするためには気密の施工を省く事は効率的なんです

気密に関しては法的な措置がされていないので実測する義務はありません

だから気密に関して数値を出していない所がとても多いです

もしも実測したらびっくりする数値になってしまうから
あえて実測をしないとか…..🫢
数値を出したら比較材料になりマイナスの情報に
なってしまうからわざわざそんなもの出さないですよね

家は生活をしていたら必ず水蒸気が発生します
それだけじゃなく高温多湿な日本では家での
湿気は大敵でカビの原因にもなります

気密の施工は防湿の施工でもあります

この施工をせずに家を建てるということは壁の中が
こうなってしまう可能性がとても高いという事です

せっかく家を建てたのに10年20年で壁の中がこんな風になってしまったら困りますよね😥

高気密高断熱の家を見抜く簡単な方法

断熱とか気密とか数値で言われてもわからない!

電気料金高騰してるから、光熱費のかからない家にしたい!

そんな方は必見です!

高気密高断熱の家かそうじゃないか見分けるには
この暑い季節は絶好の機会なんです!!
そんな暑い時に『見学会』に実際に行ってください!

そしてそこで見るチェックポイント!

  • 玄関に入った瞬間の体感温度
  • 足元ばっかり冷えていないか
  • エアコンの大きさと台数
  • 2階が暑くないか
  • お風呂が暑くないか

など外が暑いからこそわかることがたくさんあります!

数値の事など難しい事は必要ありません!
体感するだけで違いがわかります!

そして興味があれば壁の中の事なども聞いてください☺️

真夏の完成見学会

8月19日20日の真夏に完成見学会を開催します!!

是非この涼しさをチェックしにきてください😊

驚きの間取りも必見です!!

詳しくはこちらをご覧ください⏬

ご予約お待ちしています😊

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

スマイラス匠建/株式会社匠建

住所:岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺1357-3

TEL:0574-28-2286

広報 有本

関連記事一覧

人気ブログランキング

【無料】家づくりまるわかりセット

美濃加茂で注文住宅なら匠建

資料請求はこちらから