電気代を抑えるために断熱性能より大切な事

2024.04.11新築注文住宅blog

ページコンテンツ

1 高まる電気代
2 高性能な家
3 高気密な家
4 住宅選び
5 スマイラスのいえ

物価が上がり生活費がどんどん上がってきていますね🥲
もう少し生活費を安くできれば…と思う方も増えてきているのではないでしょうか

高まる電気代

食費や通信費などを見直す中で今回注目したいのは「電気代」

電気代はニュースでも話題になるほど上昇していますよね😭
生活費を抑えたいのに電気代まで高くなるのは本当につらいです

でも日本の気候でエアコンを使わずには生活しづらい…
寒さや暑さを我慢して生活するというのとても健康に悪く
その日は毛布にくるまったり服を着込む事で
「寒さを我慢できている」と思っているかもしれませんが
本当は少しづつ病気へのリスクを高めているんです

高性能な家

だからこそ家の性能にこだわる人が多く
「省エネな家」や「高断熱な家」はとても需要があり
現代において家を建てる人は誰しもが気にするポイントになっています

そこで家の性能について調べていると
・ZEH
・HEAT20
・UA値
・断熱等級
などといった省エネに関する言葉をたくさん見かけると思います

なんだか難しそうな基準ばかりですがすべて「断熱性能」の基準なんです

しかし本当は快適な家で電気代を抑えるために断熱より気にしてほしいポイントがあるんです

それは「高気密な家」です

高気密な家

じつは高断熱の家でも気密が出来ていない家では冷暖房の効果を最大限に引き出すことが出来ません
高断熱な家だから高気密とは限らず　高断熱でも高気密な家でなければ
電気代を抑えながら快適な生活を送る事は不可能です

しかしその家が「高気密」かどうかは使っている材料などで判断できず
実際に家を建て終わってからでないと判断することが出来ないんです

なぜなら
高気密な家かどうかは建物を建てる際の施工の技術によってきまるからです
断熱材のように「グレードの高い断熱材を使用したから～」や「断熱材の厚みが厚いから～」という理由で高断熱かどうかが決まるのではなく
その時のその職人さんの技術によって決まってくるんです

職人さんというのは大工さんだけでなく
電気屋さん・水道屋さん・設計・現場監督など家に携わるすべての人の知識と技量が必要なんです

だからこそ建設会社の名前や使用している材料だけで家のレベルの判断をするのは不可能で
職人が違えば必ず　家の性能に差があります

住宅選び

では本当に電気代を抑えながら快適な家で生活するにはどんな家を建てたらいいのか
また　どこの会社で家を建てればいいのかわからなくなってしまいますよね

そんな時に高断熱でさらに高気密でもある家を選ぶ方法があるんです

一番最適な方法は
実際に暮らしている方が毎月いくらの電気代で
どのような(年間の温湿度)環境で生活しているかを聞く事です

しかし身近にその会社で家を建てている人がいない場合には生活状況を聞く事が出来ません
また大きなお金をかけてこだわりの家を建てた人ほど自分の家を悪く言いたくはないので
本当の話を聞き出すことが出来ない場合もあります

そんな時に住宅を選ぶ方法は「真冬や真夏や花粉の時期に見学会に行く事」です
その家が本当に快適かどうかは外気環境が快適な時に行っても冷暖房の効きはわかりにくいです
真冬や真夏にその家に入った時に快適と思える環境がベストです

またその時に見るポイントがいくつかあります
・真冬に見学に行った際に半袖になっても寒くないか
・花粉症持ちの方は家の中にいると花粉が少し和らぐか
・お風呂場やトイレの中まで快適な温度になっているか
・玄関を入ったその瞬間から快適な温度かどうか

そして電気代を抑えるために1番確認するべき事は
・エアコンの大きさと台数
本当に高気密高断熱の家なら６畳用の小さなエアコン１つで家中すべてが快適な温度になります
40坪超えてくる大きなお家でも6畳用のエアコン２台　多くても３台あれば十分快適な温度になるはずです
・過度に大きなエアコンを使用していないか
・エアコンの設置台数が多くないか
をチェックしてみてください
これに当てはまると快適な環境でも電気代が高い恐れがあります

外の環境が悪い「真冬」でも「小さなエアコン数台」で「お風呂場まで」快適な環境が保たれている事が重要です！