「高気密・高断熱って、必要?」その疑問への答えと後悔しないためのポイント
 
				ページコンテンツ
こんにちは、スマイラス匠建です😊
家づくりを検討される中で、
 
高気密・高断熱って本当に必要?
というお声をお聞きします。
確かに、住宅性能は専門用語も多く、
価格との関係もあるため
「不要なのでは?」と思われる方も
いらっしゃるでしょう。
今回は、高気密・高断熱の住宅について、
“必要ない”と言われる理由とその対策、
さらに後悔しないためのポイント、
そして実際の建築事例も交えてご紹介します。
家づくりを検討中のあなたに、
「性能で失敗しないためのヒント」として
ぜひ読んでいただきたい内容です。

『高気密・高断熱の住宅』ってどういうこと?
まず、
「高気密・高断熱」の定義から
整理しましょう。
気密性とは、住宅の隙間から外気が出入りする量を抑える性能です。隙間が少なければ少ないほど気密性能が高いとされ、「C値(相当隙間面積)」という指標で表されます。数値が低いほど隙間が少ないという意味です。
断熱性とは、壁・天井・窓などを通じて外から熱が室内に入ったり、逆に室内の熱が外へ逃げたりする“熱の出入り”を抑える性能で、こちらは「Ua値(外皮平均熱貫流率)」という指標で表され、数値が低いほど断熱性能が高いということになります。
一般には、
C値0.5以下・Ua値0.6以下あたりが
“高気密・高断熱”住宅の目安とも言われています。
↑性能について学んでいたら
この数字を見て「えっ😳」って思いますよね💦
正直この数値では高気密高断熱とは言えないです
でもこれが一般的な数字なのです…
スマイラス匠建でも、
県内の気候・地形・生活スタイルを踏まえた
性能設計を行っていますが、
そもそもこのような仕様を
“しなくてもいい”のでは?という
疑問を持たれる方が多いのも事実です。
次に「必要ない」と言われる主な理由と、
その対策を整理します。
“必要ない”と言われる4つの理由と、その対策
家づくりを真剣に考えているからこそ
いろんな情報を見て知識を得ていきますよね
情報過多な時代だからこそ
知れば知るほど何を信じたら
いいかわからなくなる….
家づくりの打ち合わせ中、
 
高気密高断熱なんて本当に意味があるの?
というご質問がたま〜にあります。
実際に“不要”と感じられる背景には、
次のような理由が挙げられます。
それぞれに対して、
スマイラス匠建としても
「こうすれば安心です」
という対策を用意しています。
- 【理由①】年中快適な温度で暮らせるとは限らないから
- 【対策】窓・サッシの遮熱・断熱性能を上げる。壁・屋根の断熱材を高性能なものにする。気密にこだわる。さらに、エアコンを設計段階から加える。←これ本当に重要!
- 【理由② 】建築費用が高くなってしまうから
- 【対策】補助金・省エネ制度を活用。コストと性能の“バランス”を設計段階で明確にする。実質の光熱費・ランニングコストも含めたトータルコストとして検討する。将来的な修繕費も見越した家づくりが必要。
- 【理由③】息苦しさ・不快感を感じそうだから
- 高気密にすると“風が通らない”・“こもる感じがする”という懸念があるため、24時間換気システムを確実に設ける。さらに、風通し・空気の流れを設計で意識する。
 これも実際に体感してみることがオススメ!
- 【理由④】結露・カビが発生しやすくなるから
- 【対策】実は逆で、高気密・高断熱の家は“適切に設計・施工すれば”結露しにくく、カビも抑制できるという理解が大事です。換気システムや除湿・湿度管理を併せて設けることが対策になります。築6年になるモデルハウスのお風呂を見にきてください!
これらの理由だけを見て
 
うちは高気密・高断熱いらないかも
と判断するのは早計です。
なぜなら、性能を
“ちゃんと活かせているか”
“設計・施工・維持管理ができているか”
が肝だからです。

後悔しないために押さえたい3つのポイント
「高気密・高断熱にしておけば安心」
というわけではなく、
その効果をしっかり引き出すために、
次の3つのポイントを押さえておくべきです。
① 適切な空調・換気計画を立てる
高気密・高断熱住宅では、
断熱により外気・内気の熱交換を抑えるので
“空気の質”=換気・湿度管理
が特に重要になります。
例えば、健康への配慮から、
建築基準法により
“24時間換気システム”の設置が
義務付けられています。
この換気方式には次のような種類があります
- 第1種換気:給気・排気ともに機械で行う方式
- 第2種換気:給気のみ機械、排気は自然
- 第3種換気:給気を自然、排気を機械という方式
注文住宅では主に第1種か第3種が使われることが多く、
設計段階で“どの方式にするか”
“機器のランニングコストやメンテナンス”まで
確認しておくことが大切です。
スマイラス匠建では、
お客様の暮らし方・間取り・
家族構成を元に、最適な換気
空調計画を一緒に設計いたします。

② 窓の仕様・配置にこだわる
住宅の気密・断熱性能は、
実は「窓」で大きく決まることが多いです。
次のポイントを確認しましょう
- 遮熱・断熱性能の高い窓・サッシを選ぶ。樹脂サッシ・トリプルガラスなど。
- 採光と気密・断熱のバランスを考えて、窓のサイズ・配置を設計する。大きくすれば開放感は出るが、熱損失・日射熱取得も増える。
- 特に西日対策として、西側の窓を小さめにする・庇を出す・遮蔽物を設けるなどの工夫。
- スマイラス匠建では、岐阜・東海エリアの特性を踏まえた“窓と吹抜け・採光・風通し”のバランスを大切にしています。
③ 高気密・高断熱の家づくりが得意な施工会社を選ぶ
高気密・高断熱住宅は、その仕様だけでなく
「どれだけ確実に施工・測定されているか」
が重要です。
次のチェックポイントを参考にしてください
- C値・Ua値の目標数値を明確に提示しているか
- 気密測定を実施し、その結果を施主に報告しているか
- 高気密・高断熱の実績が豊富にあるか。過去の建築で数値・居住者満足の裏付けがあるか
スマイラス匠建では、
岐阜県内地域の気候・住まい特性を熟知。
全棟気密測定実施します!
施工事例にC値・Ua値掲載しています。
高性能住宅の施工経験も豊富ですので、
ご引渡し後の快適さ・省エネ性まで
しっかりサポートいたします。
④ 実際に“高気密・高断熱”を実現した住宅の事例
ここからは、実績として
「高気密・高断熱」をしっかりと形にした
住宅をご紹介します。
スマイラス匠建では、
仕様だけでなく設計思想・暮らし方を
意識した提案を行っています。
建築実例①|圧倒的な開放感を実現した平屋
ロフト付きの平屋の建築実例です。
LDKをひと続きにし、天井の繋がった
開放的な空間。
お風呂も吹き抜けです!
床面積 28坪
C値 0.19
Ua値 0.37


建築実例②|気持ちいい光が差し込む大空間吹き抜け
吹抜け+大開口窓を採用した住まい。
光がたっぷり差し込む設計をしつつ、
性能も担保。
床面積 49坪
C値 0.13
Ua値 0.44
この性能プラス、換気計画で
吹抜けの「冷暖房が効きにくい」という
デメリット全く感じない暮らしに✨
“開放的で明るい暮らし”を叶えています。


他にもたくさんの施工実例を掲載しています
数値と合わせてぜひご覧ください
スマイラス匠建が考える「性能×暮らしやすさ」
今回は「高気密・高断熱は必要ないのでは?」
という疑問に対して、理由・対策・ポイント
という流れで整理しました。
もう一度おさらいしますと
- 高気密・高断熱住宅とは、C値・Ua値といった数値で表され、隙間・熱の出入りを抑える家づくりの考え方です。
- “不要”と言われることには、快適・費用・空気・カビという切り口がありますが、適切な設計・施工で十分に対策可能です。
- 後悔を防ぐためには「空調・換気計画」「窓の仕様・配置」「施工会社の実績と数値提示」の3つを押さえることが鍵です。
- 実際に、開口部の大きい住まいや平屋、吹抜けのある設計でも、数値を担保しつつ快適性・デザイン性を両立している事例があります。
スマイラス匠建では、
岐阜・愛知エリアにおいて、
地元の気候・風土・暮らし方を踏まえて
「高性能だけれど、暮らしやすく、
デザインも楽しめる住宅」をご提案しています。
これから家づくりを始められる方には、
ぜひ「数値だけにとらわれず、
自分たちの暮らし方・家族構成・将来設計に
合った性能」を一緒に考えていきましょう。
例えば…
- 「子どもが成長してからも安心できる家にしたい」
- 「夏・冬ともに冷暖房費を抑えつつ快適に暮らしたい」
- 「大開口や吹抜け、デザイン性を重視したいけど、性能も落としたくない」
このような思いをお持ちなら、一度スマイラス匠建の
モデルハウスやご相談会にお越しください。
実際の数値や性能の体感、住まい方のご提案を交えて、
ご納得のいく家づくりをサポートいたします。
ご興味があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
あなたの「家づくりの迷い」を一緒に整理し、
後悔しない住まいを叶えましょう。

ご予約お待ちしています
______________________
スマイラス匠建
住所:岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺1357-3
TEL:0574-28-2286
広報:有本

 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							









